カテゴリ : RIDERS CLUB

最終更新日 : 2024年08月09日

RIDERS CLUB 2024年 2月号 掲載 【記事】好きだから、こだわりたい |「細部まで抜かりない作り込み。これこそが、モトコルセを選んだ理由。MOTO CORSE / bimota TESI H2C」

好きだから、こだわりたい

村山知生さんのバイクライフは、アメリカ駐在から帰国してから加熱した。満ち足りた日々を続けていくには、モトコルセのサポートが欠かせないと語る。

PHOTO / H.INOUE | TEXT / T.YAMASHITA

問 / モトコルセ TEL046-220-1611 https://www.motocorse.jp

細部まで抜かりない作り込み。これこそが、モトコルセを選んだ理由。MOTO CORSE / bimota TESI H2C

村山さんがモトゴルセを訪れたのは、ビモータ·DB6の修理依頼したことがきっかけだ。掘り出し物の未登録新車だったが、購入店では修理できないと断られた。「他店で購入した車両の持ち込み修理にもかかわらず、とても親身に対応してくれまして、おかげでDB6は調子よくなりました。モトコルセのことは雑誌の記事や広告で知っていましたが、なるほど、いいバイクショップなんだなと感じたのです」

ビモータだけでなく、ドゥカティにも興味を持っていた村山さんは、その後ストリートファイター V4Sに3年乗り、今はストリートファイター V4SPに乗り替え、ライディングスキルを磨くためサーキット走行会にも参加している。

「今はトランポを持っていないので、サーキットまでは自走です。モトコルセはツナギなどの装備やツールを運搬してくれるので助かります」

モトコルセ主催のライディングアカデミーを中心にサーキットも楽しむほか、ツーリングにも参加。そこでも同店のホスピタリティに感銘を受けているという。「今では モトコルセ=バイクライフ になっていて、私のバイクの乗り方はモトコルセなくては成り立たなくなっているほどです。10代の頃はタイヤを買うお金もなくて、溝が消えても使っていたことを振り返ると、ひとつの達成感がありますね」そんな村山さんの心を刺激し続けていたのが、モトコルセのコンプリートカスタムだ。たまに中古車が出ると注目していたが、10台限定で製作したテージH2Cの魅力には抗う理由がなかった。

「半艶マットペイントのカーボン外装がいいですし、ステルス戦闘機のような仕上がりが気に入ってます。購入したのが9月で、12月になってようやく納車です。モトコルセのコンプリート車を手に入れるというひとつの目標を叶えられたので、今後はライディングスキルを磨くことです。近藤さん(モトコル七代表)は、私より年上なのにまだまだ速く走ろうとスキルを鍛えていて、身近なお手本になってます」

モトコルセが開発するパーツやカスタムコンプリート車、そして数々のアフターサーピスの質が高く、多くの人々に支持されている。そしてその本質は、スタッフがバイクを愛し、楽しみ続けていることにある。だからこそ、バイクを心底愛する人々がモトコルセには集うのだろう。


写真補足テキスト

■ 村山知生さん / 1968年生まれ。8年間のアメリカ駐在から帰国した後、第2次パイクライフをスタート。このほかに H-D XL1200 とストリートファイター V4SP を所有する。

■ テージならではのハブセンターステアリングのスイングアームには、カーボン製のプロテクターが装着されている。

■ ラムエア加圧時に242psを発生する998ccスーパーチャージドエンジンは、ビモータ史上最強のバワーソースだ

■ アルミ製プリロードアジャスターは5軸CNCを駆使したデザインで手に馴染む。MCマークの目印付きで簡単も調整。

■ クラッチとブレーキは、ブレンボ製ラジアルポンプレーシングマスターへ換装。これは村山さんの希望を反映した仕様だ

■ シートはモトコルセオリジナルで、ステッチは村山さんの希望で赤を選択。さりげないカラーアクセントになっている。

■ ナンバーサポートをシート下部マウントに変更。リアタイヤを露出させることで、アグレッシブかつコンパクトに見せる。

■ リアフェンダーはタンク形状とシンクロするデザインで、超高速度域の走行を想定した長めのデザインとなっている。