凛とした佇まいが実に美しく、一台一台それぞれがオーダーしたオーナーのための仕様でハンドメイドされるオートバイ、それがAvinton／アヴィントンです。
60年以上に渡りハーレダビッドソンに特化したハイパフォーマンスパーツやコンプリートエンジンをリリースする S&Sサイクルズが、アヴィントンのために開発した101.6mm x 101.6mmスクエアストロークの1647cc 45度V型2気筒ツインカムエンジンは、Keihin FCR41mmフラットバルブキャブレターによりコントロールされ、最高出力120hp＠5750rpm、最大トルク17.1kgm＠3000rpmを発揮。
現在市販される1000ccクラスのスーパーバイクモデルの4気筒エンジンの最高出力が200hpオーバーは当たり前の仕様になっていますが、この45度V型エンジンが120hpを発揮していることは、1000cc 4気筒エンジンに例えると280hp相当のパフォーマンスともいえます。
さらに、アヴィントンのこのエンジンが最大トルク17.1kgmを僅か3000rpm、アイドリングの少し上の回転数。1000cc4気筒エンジンモデルの最大トルクは、おおよそ11〜12kgmを10000rpmを超える高回転域で発揮。スロットルを軽く捻ったアヴィントンがどんな暴力的な加速を味わせてくれるのか、想像して頂けるのも容易ではないでしょうか。
そして、アヴィントンの最も特筆すべきことは、400ccミドルクラスに相当する、このコンパクト、そしてスリムな軽量の車体。既にハーレーダビッドソン系45度V型2気筒エンジンモデルをお持ちの方は、アヴィントンのエンジンパフォーマンスの特色を理解いただいていると思いますが、どんなにハイパワーなエンジンを搭載しても軽くバンクさせただけで車体のどこかが直ぐに路面に接してしまうのでは、オートバイの醍醐味の一つでもあるコーナリングを存分に楽しめず興醒めもいいとこです。
アヴィントンは、強力なエンジンをワインディングロードやサーキットでとことん楽しめる車体に搭載した、スポーツライディングのためのオートバイなのです。
アヴィントンにご興味ある方は、是非モトコルセムゼオまでお問い合わせをお願い申し上げます。