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NGCエキゾーストシステムについて

NGC(ニュー・ジェネレーション・クラッシック)エキゾーストシステムは、ヨシムラがAMAで大躍進していた70年代中後期のレーサーを彷彿とさせるデザインに、現在までのマフラーの進化のノウハウを詰め込み、当時の情熱や伝え残したい思いを込めた『原点回帰』をテーマにしたエキゾーストシステムです。そして名付け親は、あのグレアム・クロスビー。

1970年代初頭、POPヨシムラ氏のアイディアにより、それぞれシリンダー別に独立していたエキゾーストパイプを、オートバイ用として世界で初めて『集合』させるデザインが生まれました。 それまでの常識や概念を越えた、この『集合マフラー』は、エンジン性能の向上と軽量化によるハンドリングの向上に加え、それ以前のエキゾーストシステムとは全く異なる『外観や独特なサウンド』が世界中のライダー達をたちまち虜にしました。その衝撃は凄まじく、瞬く間に世界中にマフラーメーカーを生み出すこととなり、コピー品や模造品も数多く発売され・・・今日ではエキゾーストシステムのスタンダードデザインともなっています。

しかし星幾多の集合マフラーが存在した中で、当時ヨシムラがレースに出場していたデザイン、仕様のものは無く、市販されたのは別途デザインされた、後に通称『ショート管』と呼ばれるものでした。 ヨシムラ創世記、カワサキZ1やスズキGS1000ベースのヨシムラレーサーのエキゾーストシステムが目指したものは、軽量化、性能追求、そして何よりレースに勝利する執念! それには最適なパイプ径、肉厚の素材が市販されていなかったため、厚さ1.0mmの板材を切り、丸め、パイプを作る、という通称『手巻きパイプ』と呼ぶ素材作りに始まり、砂を詰め、バーナーで炙り曲げていく『手曲げ』。手間を惜しまぬ完全なハンドメイドにより産み出されるものでした。


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NGC、エキゾーストシステムの、手曲げ特有の柔らかで絶妙な『弧』を描く外径42.7mm、肉厚1.0mmのエキゾーストパイプは、製管メーカーに特注生産を依頼。『手巻き』は肉厚1.0mmの板から丸めた外径76.3mmの極太テールパイプに再現、このテールパイプをベンダー曲げするための金型を新規に製作。規格パイプの量産効率、コスト最優先の多くの市販品とは異なり、当時そうしてまで作り上げたマフラーへの情熱や過程を伝え残したい!と訴える作品です。

エンジンに取り付く口金は厚肉材からNC削り出し、アルミホルダーもジュラルミンの削り出し。サイレンサー内パンチングはステンレスの0.5mm厚、消音ウールは耐久性に優れたアドバンテックス。耐熱ブラックはカドワキコーティングに依頼、全面ショットをしてからの焼き付け塗装です。


これまで数々の芸術的エキゾーストシステムを作り出してきた小林氏の感性と情熱、経験と技術は、集合マフラーの原点のデザインをモチーフに、新たな息吹を与えました。76年~79年辺りのZ1やGS1000を彷彿とさせるデザインを目標に製作していますが、コピーやリバイバルではありません。 各部品全て現在の考え方に置き換えられています。


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集合マフラーが登場してから40年近く、幾多の試行錯誤の上に進化してきたのが現在主流のマフラーの形であり、それから比べたら「所詮鉄のショート管だからね・・・」の概念を覆します。及び、現在の世界各国の基準を満たすべくレベルの音量や排ガス規制をクリヤすべく製作しています。 2010年スズカ8耐オープニングでGSX-Rパレードの先導をしたグレアム・クロスビー氏、試作マフラーが付いたばかりのZ1に試乗し、


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『青春がよみがえった!』( RE・LIVING MY YOUTH! )

『情熱は生まれ変わった!』( MY PASSION IS RE・BORN! )

『初めてヨシムラ集合マフラーでレースに出たときと同じ感覚が今ここにある!でも96ホンなんだろ!???・・・』

と、たいそう感激。しばし考えたあと彼は 『ニュー・ジェネレーション・クラッシックだ!どうだい!?』 なんとシリーズ名を提案してくれました。思えば、当時をオンタイムで知っているクロスビー氏、喜んでシリーズ名に頂くことにしました。それが『NGC、ニュー・ジェネレーション・クラッシック』の名前の由来です。